第一部

日本が諸外国からの圧力に揺れる中、京都守護職となった会津藩主・松平容保は、旅の途中で出会った謎の男・斎藤一を引き連れ、京都に集まった壬生浪士たちとともに、街の治安維持に努める。やがて「新選組」の名を冠した彼らは、様々な場面で刀を振るって活躍。斎藤は「新選組」の一員として生きることに意味を見出し、容保と心を交わす。だが、「尊王攘夷」の思想のもとに倒幕を目論む大きな勢力により、容保は新選組もろとも立場を追われて行く――。幕末という時代に翻弄されながらも、大切なものを守ろうと命を燃やした男たちが見せたそれぞれの生き様。そしてそれら全てを背負い、生きることを決めた二人の覚悟とは。

相関図

登場人物

松平容保

斎藤一

<新選組>
土方歳三

沖田総司

山南敬助

山南敬助

伊東甲子太郎

藤堂平助

近藤勇

<土佐藩>
坂本龍馬

板垣退助

<会津藩>
西郷頼母

高木時尾

<朝廷>
孝明天皇

三条実美

<幕府>
徳川慶喜

語り部

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